おつかれさまです。ねこあきです。
今回は、米国株を始める・興味を持っている方向けに私のドル転方法をご紹介しようと思います。
すでに始めている方にとっては「当たり前」と言われてしまうと思いますので、
ブラウザバックをオススメしますw
ドル転とは?
「ドル転」とは、日本円を米国ドルに換えることです。
なぜドル転が必要なのかというと、
米国株を購入するには日本円でなく米国ドルで買う必要があるからです。
(日本円換算で米国ETFが購入できる投資信託もありますが、あれは投資信託側でドル転してくれています)
ということで、米国株の運用を始めるには
まず、米国ドル資金を確保する必要があります。
ドルコスト平均法で円をドルに換えていく
ドルの一括購入について
ドルを確保するには、ドル転が必要なのはわかりました。
ただここで「えいやぁ!」と今ある運用資金を一括で換えるのは止めた方がいいと思います。
なぜなら、一括購入にはギャンブル的要素が含まれているからです。
上のチャートは過去約10年間の米国ドルと日本円の為替になります。
極端な例ですが、一括購入を2007年頃や2015年頃におこなった場合、
1ドル115円以上の円安時に保有することになります。
その後、円高方向に進んでしまった場合、いくら米国株で利益を上げても、
日本円に換える際に為替差損が発生し、結果的に利益がマイナスになる。
ことも考えられます。
2015年に100万円を1ドル120円で購入した。
→約8,333ドル
2019年に 1ドル105円 時に全てのドルを円に換えた。
→約87万円
為替差損が約13万円となる。
※手数料は考慮しない
もちろん、逆に円高時に一括購入できれば、利益はさらに増すことになりますが、
そういった意味も含めギャンブル要素が強いと言えます。
ドルコスト平均法によるリスク分散
将来のドル円相場については、プロの投資家の方でも予想を的中させるのは難しいと思います。
私のような一般人では特にそうですね(;^ω^)
なので、リスクを分散させることを目的とした「ドルコスト平均法」を用いていきます。
ドルコスト平均法とは、読んで字のごとく定期的に分散して購入することで、
価格を平均化するという手法です。
実際に上記チャートデータから2015年1月から週1回1万円を定期的にドル転した場合、
2016年11月まで(100回)購入すると、平均価格が1ドル114円74銭まで下がります。
※もちろんこの間120円を超える週もありました。
長期目線で投資をお考えの方については、長期間での平均化が可能となりますので、
特に有用だと思います。
私のドル転手法の考え方(シンプルです)
では、私がおこなっているドル転のマイルールについてご紹介します。
ポイントとしては、3つあります。
①1ドル115円を購入上限レートとしている。
②毎週火曜日にドル転定期購入している(口座に資金が入っていれば)
③無理せず、余剰となった資金だけを定期購入用口座に入金する。
まず、ルール①での購入上限レートですが、私の場合115円と設定しています。
先ほど出した10年チャートを見ていただくとわかりやすいかなと思いますが、
ここ10年ですと115円を上回ることがあまりないですね。
平均価格をあまり押し上げないように一応予防線を引いている感じです。
※ちなみに30年チャートですと115円~120円くらいが平均になります。
次に②の定期買付タイミングですが、毎週火曜日に設定しています。
こちらの曜日にはあまり深い意味はございませんが、
月曜、金曜は価格変動幅(ボラティリティ)が大きくなることがあるのでとりあえず避けてますね。
最後に③の「余剰資金だけを入金する」ですが、これは投資する上での前提条件的な所になりますね。
家庭がある身ですとタイミングによっては臨時の出費などがありますので、
「必ず毎週〇万円をドル転」ということは現実的にはできません。
なので、余剰資金ができたらSBIの外貨積立設定している口座に入金しておき、
あとは設定した買付金額があれば自動的にドル転してくれるようにしています。
(口座資金が足りてなかったら注文不成立になるだけです)
私のドル転のルールは、そんなに細々とは設定しておりません。
極端な集中投資にならないよう分散できていることが目的ですので、
自分ができる範囲でリスク分散できればよいと思います。
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