セキュリティソフトが実際ウイルスを検知した時、
どういうメッセージが表示されて
どういうアラートメールが届くかご存じですか?
いやいや、ウイルスに感染したことないから
実際には見たことないよ。
そうですよね。
一般的な使い方をしていれば、ウイルスを検知する機会はないと思います。
ただ、「実際どういう警告をしてくれるのか」知ってないと
いざウイルスに感染した時、あたふたしませんか?
ん~そうだね~。でも、どうするの?
危険なソフトとか入れたくないよ!
それは大丈夫ですよ。
テスト用ウイルスを使えば、簡単にセキュリティソフトの動作確認ができますので、ぜひ試してみてください。
(どのメーカーのセキュリティソフトでもできます)
テスト用ウイルスでセキュリティソフトの動作確認
テスト用ウイルスとは?安全なの?
まず、そのウイルスは安全ですか?という問いが頭を過りますよね。
結論から言うと、テスト用ウイルス(ダミーウイルス)は
動作確認用に作成されたウイルスファイルなので、安全です。
このウイルスは、「EICAR Standard Anti-Virus Test File」といいます。
EICAR Standard Anti-Virus Test File は、ウイルス対策ソフトの動作確認を目的に作成された、無害なテストファイルです。ウイルス対策ソフトはこのファイルをウイルスとして取扱います。
https://www.jpcert.or.jp/tips/2009/wr093901.html JPCERTより引用
このテストファイルを作成した EICAR (European Institute forComputer Antivirus Research) は、情報セキュリティに関連した研究者や企業・組織で構成される非営利団体です。
各セキュリティメーカーでも動作確認用のテストウイルスとして使われているので、
ご心配なく。
参考までにMcafeeのマルウェア対策テストの記事のリンクを貼っておきます。
参考:McAfee 製品で EICAR マルウェア対策テスト ファイルを使用する方法
【簡単】テスト用ウイルスの作成方法
①「メモ帳」もしくは「テキストエディタ」を開き、
空のテキストファイルを作成します。
ファイル名はわかりやすい名前で。例では「テストウイルス」にしました。
②下記のコードをコピーして先ほど作成したテキストファイルに貼り付けます。
保存しない状態で準備はOKです。
X5O!P%@AP[4\PZX54(P^)7CC)7}$EICAR-STANDARD-ANTIVIRUS-TEST-FILE!$H+H*
テスト用ウイルスでセキュリティソフトの動作確認してみよう!
では、動作確認です。
先ほどコードを貼り付けた後、上書き保存していませんが、
上書き保存するとセキュリティソフトが動作して作成したファイルが検出・駆除されます。
下の例は、ESETセキュリティソフトでの警告メッセージです。
ESET(セキュリティソフト)の検出履歴にも正常に残っております。
アラートメールを通知する設定をしていれば、設定したメールアドレスにメールが送信されているはずですので、ご確認ください。
ちなみに
例で出しているセキュリティソフト【ESET】は、
軽くて・検出率が高く・コスパも良いのでおすすめです。
私も自宅のパソコンはESETを使ってます。
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